時計 その他
商品詳細
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- コンディション
- 中古A
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- 状態
- *多少の小キズが見られますが、きれいな中古です。*サファイアガラス風防にキズはありません。*純正アリゲーター革ベルトは多少使用感が見られますが、まだ十分にお使い頂ける状態です。
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- ブランド/メーカー
- グラスヒュッテオリジナル
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- タイプ
- メンズ
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- 名称
- パノリザーブ
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- REF/CAL
- REF.1-65-01-22-12-50 CAL.65
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- 駆動方式
- 手巻
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- 材質
- SS
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- ケース径(リュウズ除く)
- 40mm(カタログ値)
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- ベルト
- 純正アリゲーター革ベルト/純正SS片開きバックル
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- 年式
- 保証書の日付は2017年7月
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- 付属品
- 外箱 内箱 取説 ギャランティの冊子(2017年7月 国内正規) *内箱は若干べたつきが見られます。
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- 保証
- 6ヶ月
- 備考
- *シルバー文字盤
*5箇所ビス止めによるシースルーバック
*48石 インカブロック耐震装置 平ひげゼンマイ チラネジテンプ ダブルスワンネック調整装置 28,800振動 秒針規制付 約42時間のゼンマイ持続時間
*グラスヒュッテオリジナルならではのダブルスワンネック調整装置搭載自社ムーブメントが使われています。ダブルスワンネックの片方は精度微調整用で一般的な使われ方です。もう片方のスワンネックは振り角を調整するものです。振り角調整用のスワンネックというのは珍しいと思います。
*文字盤とムーブメントに「MADE IN GERMANY」の表記がありますのでムーブメントも含めてドイツ製になります。
*「グラスヒュッテオリジナル」は実質的には1994年スタートのブランドとなるようです。初期の頃の作品は少しマイナーな雰囲気が感じられましたが、最近は大分洗練されてきていると思います。
*「グラスヒュッテオリジナル」と「ランゲ&ゾーネ」は別の会社ですが、両ブランド共、歴史を遡ればFAランゲにたどり着くと言われており、関係があるのかないのか分かりづらいのですが、大体次のようになるようです。
*グラスヒュッテ・オリジナルはドイツ東部の町「グラスヒュッテ」にあるメーカーです。その歴史は1845年まで遡ることが出来るようです。第二次大戦後、東ドイツ体制下でグラスヒュッテにある時計工房は一つにまとめられ国営企業(GUB)になりました。1990年GUBは民営化されますが、「グラスヒュッテ・オリジナル」というブランド名での再出発は1994年からのようです。マニュファクチュール(自社一貫製造メーカー)でムーブメントも自社製が使われています。第二次大戦後、いくつかの時計工房が一つにまとめられ国営化された際、ランゲ&ゾーネの工房の歴史が一番古かったので「グラスヒュッテ・オリジナル」は1845年にFAランゲが工房を開いたのが始まりと言われることがあるのだと思います。一方、現在の「ランゲ&ゾーネ」はブリュームライン氏と創業家4代目のウォルターランゲ氏によって再建された企業です。1990年に商号登記されますが実質的なスタートは1994年からとなるようです。「グラスヒュッテオリジナル」の民営化と「ランゲ&ゾーネ」の商号登記は共に1990年、ブランドの再スタートも共に1994年となっています。尚、ウォルターランゲ氏はFAランゲの曾孫だそうです。「ランゲ&ゾーネ」のウェブサイトには1873年に、A.ランゲ&ゾーネの本社工房が落成との記述があります。両ブランドのウェブサイトの記述を比べて興味深いのは「グラスヒュッテオリジナル」のウェブサイトでは「戦後、グラスヒュッテは旧東ドイツの政治体制下におかれ、全ての時計工房は1つの巨大な企業に統合されました。」となっているのに対して、「ランゲ&ゾーネ」のウェブサイトでは「ソビエト占領地区内にあった会社が東独政府に接収され、A.ランゲ&ゾーネというブランドが消滅してしまいます。」となっています。事実は一つでも立場によってとらえ方は異なるようです。
