時計 カルティエ
商品詳細
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- コンディション
- 中古A+
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- 状態
- *当店からカルティエ(リシュモンジャパン)に、磨きを含むコンプリートサービス(オーバーホール)を依頼したものです(2022年1月)。*小キズも少なく、使用感も比較的少ない、かなりきれいな中古です。*ガラス風防にキズはありません。*純正革ベルトは多少使用感が見られる程度です。*文字盤拡大画像でロゴマークの上あたりにキズのようなものが確認できるかもしれませんが、これはガラス表面に付着したホコリで、実際はきれいな状態ですのでご安心ください。
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- ブランド/メーカー
- カルティエ
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- タイプ
- ミディアム *タンクLM 25,5mm幅につきましては、カルティエのウェブサイトでは、男性用、女性用、の両方に掲載されています。タンクは元々は24mm弱でメンズサイズでしたが、現在では好まれる時計のサイズが大きくなっていますので、タンクの小ぶりな雰囲気を保ちつつ、若干サイズを大きくして男女兼用モデルとして販売しているようです。
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- 名称
- タンク ルイ カルティエ LM
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- REF/CAL
- REF.WGTA0011 CAL.8971 MC
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- 駆動方式
- 手巻
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- 材質
- K18ピンクゴールド
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- ケース径(リュウズ除く)
- ケース幅 25,5mm(カタログ値)
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- ベルト
- 純正革ベルト/純正K18PG尾錠 *カルティエの尾錠は「アルディロン バックル」が正式名称のようです。
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- 年式
- 保証書の日付は2017年10月
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- 付属品
- 外箱 内箱 取説 ギャランティカード(2017年10月) リシュモンオーバーホール明細(2022年1月)
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- 保証
- 「当店6ヶ月保証」ですが「2022年1月11日から2年間のメーカー修理保証」も付いています。
- 備考
- *シルバー文字盤
*針はブルースチールです。
*ブルースチール針とは、金属を熱することにより、表面に青色の酸化膜を生じさせた針のことです。丁度いい色合いのところで加熱をとめる必要があります。ブルースチール針の製作は割と手間がかかるようですが、美しい色合いが特長で、塗装の針より耐久性が高いとされています。
*ミネラルガラス風防 8箇所ビス止めによる裏蓋 日常生活防水
*18石 インカブロック耐震装置 平ひげぜんまい スムーステンプ トリオビス型微動緩急調整装置 21,600振動
*カルティエの高級時計に割と多く見られるのですがサファイアガラスではなくミネラルガラス風防となっています。このモデルにはミネラルガラス風防の質感が必要だったということでしょうか。
*CAL.8971MCは公式ウェブサイトでは「 マニュファクチュール」の記載がありますので自社ムーブメントでしょうか。大きさからして基本はレディース用のムーブメントだと思います。尚、ムーブメントの画像は、カルティエにOHの依頼をする前に撮影したものですので、「2022年1月11日から2年間のメーカー修理保証」には影響はしませんのでご安心ください。
*OH明細を見ると「ポリッシング」の項目で「このサービスは、ウォッチの生涯に3回以下で実行することをお勧めします。」との記載がありました。この記載が入るようになったのは比較的最近でしょうか。度重なる研磨で表面的なキズをなくしても、ケースが痩せてしまっては元も子もないというメーカーのメッセージでしょうか。伝統的な高級時計メーカーは、販売後のタイムピースも自社の貴重な財産という考え方があるかもしれません。だいぶん前になりますが、カルティエのウェブサイトで希少なタイムピースの買取についての記載があったような気がします。
*標準的なタンクについては、磨きの影響が少なく、また研磨技術の優劣の影響も少ないケースデザインだと思います。
*1917年ルイカルティエはタンクウォッチを創り、1919年にタンクウォッチを発売しました。「タンク ルイ カルティエ」はタンクシリーズの原点とされています。1920年代のごく初期のタンクは、現在、一般的にイメージされる標準的なタンクとはケースの比率や形状がやや異なります。いつ頃から現在のような標準的なタンクと、同じような形になったのかは、よくわかりませんが1945年頃のモデルで、標準的なタンクとよく似た雰囲気のものが存在します。標準的なタンクは1980年代頃までは手巻モデルが存在しますが1990年頃からはほとんどクォーツになりました。手巻ムーブメントにつきましては、1960年代頃まではルクルトやEWCが使われていたようです。尚EWCと比較的最近創業の時計メーカーECWは関係ありません。1970年代は機械式時計にとって厳しい時代だったせいかETA等の比較的安価なムーブメントが、ほとんどそのまま使われていました。1980年代になると、ピアジェやフレデリックピゲベースの見た目にも美しい仕上げが施されたムーブメントが使われるようになりました。1990年代以降では、1998年~2008年迄製造されていたコレクションプリヴェカルティエパリ(CPCP)シリーズで標準的なタンクの手巻がありましたが、全体として数は少ないと思います。この個体のギャラは2017年ですが、おそらく、この頃から標準的なタンクの手巻モデルが、通常モデルとして生産が再開されたのかもしれません。
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