時計 セイコー
商品詳細
-
- コンディション
- 新同品
-
- 状態
- *購入日から1年2ヶ月ほど経過していますが、ブレス未調整の新同品です。おそらく試着程度の未使用品と思われます。小キズは非常に少なく、当然のことながらサファイアガラス風防にキズはなく、ブレスのヨレもありません。*画像ではブレス等の表面が多少汚れているように見えるかもしれませんが、肉眼では分からない程度です。肉眼では分からない程度の表面の状態が撮影用の光源下で強調されて写り込んでいるものです。チタンやブラックコーティングの状態の良い時計では目立ちやすいようです。
-
- ブランド/メーカー
- セイコー
-
- タイプ
- メンズ
-
- 名称
- グランドセイコー
-
- REF/CAL
- REF.SBGA211(9R65-0AE0) CAL.9R65A
-
- 駆動方式
- スプリングドライブ自動巻
-
- 材質
- チタン
-
- ケース径(リュウズ除く)
- 41mm(カタログ値)
-
- 腕周り
- 20cm位迄(フルコマ) *カタログ表記は「腕周り長さ(最長) 193mm」となっています。
-
- ベルト
- ブレスタイプ
-
- 年式
- 2019年
-
- 付属品
- 外箱 内箱 取説 延長保証カード(2020年8月 国内正規) 純正未使用革ベルト 漆の器 *残念ながら保証書がありません。保証書延長カードのみでは合計4年の長期保証を受けることはできません。*純正未使用革ベルトは玉川高島屋50周年記念の紙箱に入っていました。内側が緑色という少し変わった革ベルトですので、高島屋別注品でしょうか。SS二つ折りバックルはGS等のロゴはありません。*木製の漆塗り器は大きめの盃といった感じですが説明書には「urushi bowl」と記載されています。グランドセイコー60周年記念のノベルティです。箱にはシールが貼られていました。確認のため開封しましたが未使用品です。
-
- 保証
- 6ヶ月
- 備考
- *新同品につきブレス調整後の返品は不可とさせて頂きます。
*白文字盤
*文字盤は独特の凝った仕上げが施されています。以前のセイコーのウェブサイトでは「スプリングドライブの故郷、長野県諏訪地方から望む美しい北アルプスに降り積もる新雪をイメージした文字盤」と説明されていたのですが、2021年2月頃の公式ウェブサイトの商品説明では「純白の文字盤」とだけ説明されていました。しかしながら、最近の公式ウェブサイトでは再び穂高連峰の雪をイメージした「雪白パターン」の文字盤について詳しく説明されています。他にはない独特の美しい文字盤については詳しい説明が不可欠だと思います。
*美しい純白の文字盤は、塗装によるものではなく特殊な銀メッキによるものだそうです。グランドセイコーの文字盤は、一見、白文字盤のように見えるシルバー文字盤を時々見かけますが、そのような文字盤の製作で培った技術を応用したものでしょうか。
*定価 税込682,000円(2021年10月現在) マスターショップ限定モデル
*サファイアガラス風防 ねじ込式リューズ シースルースクリューバック 10気圧防水 7時位置にパワーリザーブインジケーター
*30石 約72時間(3日間)のゼンマイ持続時間 秒針規制付 平均月差±15秒(日差±1秒相当)
*30石 最大約72時間(3日間)のゼンマイ持続時間 秒針規制付
*平均月差±15秒(日差±1秒相当)「カタログ値」
*スプリングドライブは1999年に開発された画期的なムーブメントです。グランドセイコーに、ふさわしいムーブメントにするため更に4年の開発期間を経て完成したのがグランドセイコー初のスプリングドライブムーブメント9R65です。2004年発表ですが現在も使われている息の長いムーブメントです。
*CAL.9R65の輪列から香箱へと続く部品のレイアウトは、信州 時の匠工房から眺める北アルプスの前衛となる常念山脈とその奥にある穂高連峰を模したものだそうです。
*重厚感のあるデザインですがチタン製ですので着け心地は軽やかです。重さはカタログ値でフルコマ100gです。チタンの質感は好みの分かれるところかもしれませんが、ステンレス製に近い質感に仕上げられていると思います。セイコーの「ブライトチタン」は、耐傷性、耐食性に優れた素材だそうです。
*このモデルと実質的に同じモデルは2007年には既に販売されていました。マイナーチェンジを経て、2021年10月現在も販売されている息の長いモデルです。最初はSBGA011(9R65-0AE0)として販売されていましたが2017年頃、セイコーのグランドセイコーから、グランドセイコーという独立したブランドに変更されましたので、文字盤から「SEIKO」のロゴがなくなり、品番もSBGA211(9R65-0AE0)に変更されました。SBGA011とSBGA211は「品番」は異なりますが、「側型式番号」は同じで、9R65-0AE0です。
*スプリングドライブの特徴を一言で言えば、電池やモーターを使うことなく、ゼンマイを動力源としながらクオーツと同等の精度を実現したムーブメントということが出来ます。
*スプリングドライブは、ゼンマイと歯車で針を動かしている点では機械式と同じで、電池もモーターも使っていません。ゼンマイのほどける力を制御して精度を出す点でも機械式と同じなのですが、制御方法が機械式とは異なります。機械式は脱進機でゼンマイのほどける力を制御しています。スプリングドライブはテンプに少し似た形の小さなローターの回転を、電子制御の電磁ブレーキで一定に制御することで精度を出しています。テンプに少し似た形の小さなローターの回転によって発電された微小電力で電子制御の電磁ブレーキを作動させている自己完結型のムーブメントです。電子制御の電磁ブレーキは、ICと水晶振動子からなる電子回路が大きな役割を果たしています。水晶振動子は1秒間に32,768回振動(32,768Hz)で一般的なクォーツと同じなのですが、分周回路によって、1秒間に8回の信号(8Hz)に変換し、8Hzの周波数で一定の基準信号を出します。ICは水晶の基準信号とローターの回転数を比較しながら、ローターに磁力でブレーキをかけたり外したりして、基準信号の8Hzに合うようにローターの回転数を一定に保ちます。基準信号の8Hz(1秒間に8回)は、1時間当たりに換算すると28,800回となり、一般的な機械式の1時間当たりの振動数28,800振動と同じ数字というところが面白いと思います。
