時計 セイコー
商品詳細
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- コンディション
- 中古A-
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- 状態
- *ブラックコーティングの状態は概ね良好で摩耗により地が見えている部分はありません。9時側ケース側面は、若干コーティングが薄くなっている感じがしますが、気になるほどではないと思います。*ベゼルは若干キズが多めかもしれませんが気になるほどではないと思います。*サファイアガラス風防にキズはありません。*純正ウレタンベルトは比較的使用感の少ない状態ですので交換されているのかもしれません。
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- ブランド/メーカー
- セイコー
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- タイプ
- メンズ
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- 名称
- プロスペックス マリーンマスター
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- REF/CAL
- REF.SBDD003(5D22-0AB0) CAL.5D22
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- 駆動方式
- キネティック(自家発電クオーツ)
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- 材質
- チタン(ブラックコーティング)
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- ケース径(リュウズ除く)
- 約46,5mm
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- ベルト
- 純正ウレタンベルト/純正チタンブラックコーティング尾錠
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- 年式
- 2008年
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- 付属品
- 箱 取説付
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- 保証
- 6ヶ月
- 備考
- *黒文字盤
*文字盤と針は夜光付です。
*当時の参考税込定価 210,000円
*2008年発売開始モデルで生産終了品です。
*クリック感のある逆回転防止回転ベゼル ねじ込式リューズ スクリューバック
*200M空気潜水用防水ですが、ダイバーズウォッチとしてお使いになる場合はメーカーで点検を受けてください。
*現在では、あまり見かけなくなった、キネティック(自家発電クオーツ)です。2021年7月現在、セイコーはキネティック搭載モデルを販売していませんが、メーカー修理は可能です。オーバーホール基本料金は32,000円位だったと思います。
*キネティックとスプリングドライブは似て非なるものです。キネティックはリューズの巻上げ及び自動巻による発電機構によって得られた電力を充電池に蓄えてクオーツムーブメントを作動させるものです。それに対してスプリングドライブはゼンマイ駆動のムーブメントです。調速機構の部分にテンプやガンギ車を使うのではなく、ICと水晶振動子による電子制御の電磁ブレーキで小さなローターの回転を制御し、必要な微小電力は制御するローターの回転によって得るという独創的なシステムです。
*クオーツは機械式より正確な時を刻むことが出来ますが、電池切れによる停止という問題があります。機械式の味わいを取り入れながら、この問題を解決したのがAGS(後にキネティックに名称変更)でした。しかしながら、クオーツ並の正確さと機械式時計の味わい深さを高いレベルで実現したスプリングドライブが開発されましたので、キネティックはその役割を終えたのだと思います。時計が止まっている状態からの使いやすさの比較ではキネティックは、ちょっとリューズを巻いたり少し振った程度ではすぐに止まってしまいます。2~3日のパワーリザーブを得る場合は疲れるほどリューズを回し続ける必要があります。スプリングドライブの場合は少しリューズを巻くとすぐに動き出します。スプリングドライブはゼンマイ駆動ですので機械式時計と同じ感覚で使用できます。
*9時位置のインジケーターはパワーリザーブインジケーター(持続時間表示)と発電量表示を兼ねています。普段は「持続時間表示」、手回し時は「発電量表示」になります。キネティックは停止状態からの充電が結構大変なのですが、インジケーターの表示は分かりやすいと思います。停止状態からの充電はリューズの巻き上げによる方法をおすすめします。時計を振って充電する方法は効率が悪いと思います。ある程度、持続時間が確保されている場合は1日10時間位の着用で自動巻ローターによる発電で電力が補充されると思います。
*リューズを勢いよく回すとインジケーターの針が振れ始めます。回し続けると振れ幅が少しづつ小さくなりそして少しづつ「M」に近づいていきます。更に回し続けると針が「M」の位置で動かなくなります。ここまで回してやっと約6時間の充電量です。約4秒後に針が下がるのですが止まった位置が持続時間の目安です。真ん中の「D」の位置までもっていくのは、結構大変ですがこれでやっと約1日分の持続時間です。「W」で約1週間、「M」で約1か月の持続時間となります。取説では「W」や「M」に到達するのに、どの位、回し続ければよいのかについての記載はないのですが、腕が疲れてきても我慢して巻き続ける必要があると思います。
